社会と次世代を担う若者を支援します。

会議開催費助成公募

<目的・趣旨>
自然環境と調和した科学技術及び社会の健全な発展には、多種多様な基礎研究を広く守り、多彩な方向へ学術や科学が発展できるための土壌を醸成し、将来の担い手となる若手人材を育成することが重要と考えます。これに資するため、文系・理系を問わず、十分な運営資金を獲得できず開催が困難な状況にある会議、大学院生や若手研究者への直接的な支援、公的資金の補完、に重点を置き、会議開催費助成公募を実施します。

<対象者>
日本の大学、研究機関、教育機関、学術研究団体に所属する者で、シンポジウムや学術集会、勉強会の主催を計画する者(大学生・大学院生を含む)。
ただし、当財団の理事・監事・評議員及び選考委員の者並びにその三親等内の親族である者は対象外とします。

<助成対象>
文系及び理系の学術分野。
公的資金や企業協賛を十分獲得できず運営資金に困窮している会議、大学院生や若手研究者への旅費や参加費支給等直接的な支援、公的資金の補完、に重点を置き、会議の運営に必要な経費を幅広く助成します。
営利目的の会議は対象外とします。

<対象会議と形式>
単一のシンポジウム・学術集会・勉強会、及び定期開催の勉強会・セミナー(応募要項「8. クラスター申請について」をご参照ください)。
対面形式、対面とウェブ開催併用の形式、ウェブ開催の形式。

<募集件数と予算額>
1件あたり50万円、もしくは50万円を上限とする任意の額で、年間10件程度の募集。
申請件数や申請内容により、減額採択を行うことがあります。

<公募期間と選考方法>
申請は、開催まで1年未満の会議について、随時受け付けます。
審査会は年3回で、各審査会に対する申請受理の締切は下記の通りです。

1月初日〜4月末日に受理した申請 -> 5月の審査会にて審議
-> 5月末日までに採否を通知

5月初日〜8月末日に受理した申請 -> 9月の審査会にて審議
-> 9月末日までに採否を通知

9月初日〜12月末日に受理した申請 -> 1月の審査会にて審議
-> 1月末日までに採否を通知

研究奨励選考委員会*による審査に基づき、合議制の選考会にて採択を決定します。
選考結果の通知は採否によらず、該当の審査会月に申請担当者へ電子メールにて行います。
*研究奨励選考委員名簿

<助成期間>
採択後から会議終了まで。定期開催の会議(クラスター)については申請年度内の任意の期間(1年以内)

<クラスター申請>
多くの会議開催費助成は単一のシンポジウムや勉強会への集中的な助成であり、数ヶ月以上に渡り定期的に開催される勉強会やセミナーは現状では支援が手薄なため、これらについても助成対象とします。

・ クラスター毎に全体的なテーマや目的を設定し、「xxxx の勉強会シリー ズ」「xxxx のセミナーシリーズ」として申請してください。
・ ひとつのクラスターから年間1回の申請を受け付けます。
・ クラスター期間は最短1ヶ月とし、年度内で任意に設定してください。
・申請書はクラスター申請専用のフォーマットを本ページからダウンロードしご使用ください。
・採択後の送金方法や領収書の取り扱い、その他留意点は、通常の会議開催費と同様です。

詳しくは「会議開催費助成公募応募要項」をご参照ください。

<申請手続き>
会議開催費助成申請書フォーマットを当財団ウェブページからダウンロードし申請書を作成してください。
クラスター申請は、クラスター専用の申請書をご使用ください。
作成した申請書のPDFファイル名を「会議開催費助成申請書_申請者名」とし、下記メールアドレスへ添付書類としてお送り下さい。

メールアドレス:info[at]nakatsuji-ff.org
(メールアドレスをご利用の際は[at]を@へご変更ください。)

申請受理の連絡は、申請担当者あてに電子メールで行います。
数日たっても受理のメールが来ない場合、その旨お問い合わせください。

<採択後の送金方法>
送金は下記(A)もしくは(B)へ行います。
(A)申請担当者もしくは主催責任者を指名した寄付金または助成金などとして大学等の研究機関へ送金
(B)会議実行委員会名義の口座へ送金

詳しくは「会議開催費助成公募応募要項」をご参照ください。

<新型コロナウイルス影響への対応について>
*採択済みの会議開催費助成について下記の通り対応しております。
・中止の場合:助成金の返金をお願いいたします。
・延期の場合:お申し出により原則として1年までを目安に延期を認めます(年度はまたいで構いません)。1年以上の延期をご希望の場合、事情や状況に応じて考慮することもあります。
・オンライン開催に変更する場合:助成金用途のうち「旅費補助」や「会場費」など、オンライン開催に必要ない項目は助成対象外となります(原則返金)。ただし助成金の用途変更はお申し出があれば考慮いたします。
・会議内容や目的の大幅な変更について:採択時の内容と全く異なる会議と認められる場合、変更後の内容によっては再審査・助成対象外とさせて頂く可能性があります。

個別にご相談に応じますので、先ずはメールにてご連絡いただきたくお願い申し上げます。

<応募要項及び申請書>
応募要項:会議開催費助成公募の応募要項(2022年3月改訂版、2023年4月更新)
申請書:会議開催費助成申請書(Excel)(2023年4月更新)
クラスター申請書:会議開催費助成クラスター申請書(Excel)(2023年4月更新)

<採択後の送金方法>
(A)の場合下記要項をご参照ください。
事務処理要項:会議開催費助成金 事務処理要領(A)
(B)の場合、下記口座届出書をご提出ください。
口座届出書:会議開催費助成金 口座届出書

申請書をダウンロードし応募要項に従いご記入の上、下記アドレスへお送り下さい。
メールアドレス:info[at]nakatsuji-ff.org
(メールアドレスをご利用の際は[at]を@へご変更ください。)

<報告書の提出>
所定の報告書を会議終了後2ヶ月以内にご提出下さい。詳細は応募要項をご参照下さい。
報告書A:会議開催費助成報告書A(Excel)
報告書B:会議開催費助成報告書B(Excel)

<その他の留意点>
・ 助成を行った会議について、会議名や主催者等の概要を当財団ホームページにて公開いたします。
・ 故意の不適正な使用が判明した場合は全額の返還請求を行います。また同団体については、当財団助成事業への以後の申請を禁止します。

<採択実績>
○2023年度
・生命情報科学若手の会 第15回年会
・第63回生物物理若手の会夏の学校
・第3回数理生物学夏の学校
・日本養護実践学会第6回学術集会
・第62回分子科学若手の会夏の学校
・第7回幹細胞・細胞分化に関する合同リトリート
・第16回環境教育講演会(シンポジウム) 未来をつくる環境&化学教育
・第8回ユニーク会
(ユニークな少数派実験動物を扱う若手が最先端アプローチを勉強する会)
・流体若手夏の学校2023
・第63回生命科学夏の学校
・菌根共生からみた進化群衆生態学
・The 14th International Indology Graduate Research Symposium
・光合成若手の会セミナー「葉緑体新生の分子メカニズム」
・第12回ITAMワークショップ
・生物リズム若手研究者の集い2023
・Submarine caldera volcanoes
 - The cutting edge of our understanding achieved by various approaches –
・第2回神経化学会 若手KYOUEN
・2023年度勇魚会シンポジウム「海棲哺乳類の文化人類学」
・「集え、多分野研究者!」感染症キャンプ in 宮崎
・第33回神経行動薬理若手研究者の集い「神経行動薬理の最前線」
・生物工学若手研究者の集い 夏のセミナー2024
・第56回若手ペプチド夏の勉強会
・第55回構造有機化学 若手の会 夏の学校
・フリーラジカルスクール2024
・第69回物性若手夏の学校
・The Foundations of Arabic Linguistics 第7回会議
・アジア生物学教育協議会第29回隔年会議
・第77回国際古代法史学会(SIHDA)直前若手ワークショップ
・第17回国際寄生植物学会

○過去の採択実績
2016~2022年度(Pdf)

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